W-SOHO神奈川支部
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HOME > SOHO職種紹介 > 第3回 執筆・ライター

執筆

a. どんな仕事? b. 必要な仕事道具・ソフト
c. 参考サイト

a. どんな仕事?

「執筆 <ライター>」とは

執筆者、つまり「ライター」というと、「コピーライター」や「テクニカルライター」「Webライター」「ルポライター」などいろいろな肩書きが思い浮かびますが、一言でくくると「報酬をもらって原稿を書く仕事」といえます。ここには、自分の創造 の世界や思いを伝える「作家」は当てはまりません。

主な仕事は、「取材して書く」こと。具体的には、社会で起こっている現象やクライアントが伝えたいことなどを文章で表現します。これらは原則的に、事実に基づいた内容でなければなりません。

書く場となるのは、書籍や雑誌からWebサイト、メルマガ、携帯サイトとさまざま。それぞれ読者層やコンセプトによって、取り上げる情報や書くコツが変わってきます。たとえば同じテーマを扱っても、媒体が異なれば読者が求める内容、文章のリズム感も違います。そんな中で、いかに読者の興味をひくか。ここがライターの腕の見せどころとなります。

仕事はどこから受注するの?

SOHOライターの場合は、自由契約がほとんど。雑誌やWebサイトなどを発行している出版社や制作会社等から必要に応じて原稿依頼を受け、仕事が始まります。その頻度は、企画によっては不定期だったり、1回きりだったりさまざま。もちろん、週1回、月1回など、レギュラーとしての依頼もあります。

では、どうやって最初の仕事を得るのでしょうか?

これは雑誌やメルマガ、Webサイトのライターに応募するというケースが多く、特に「これからライターになりたい」という人にとっては一番の近道です。その他、知人の紹介、またボランティアスタッフとしてスキルを磨いた後に一人立ちする、というパターンもあります。

デビューの経緯はさまざまですが、何より大切なのは、常に何らかの形で自分をアピールすることです。たとえばここ、W-SOHO神奈川支部サイトの制作スタッフは全員がボランティアで、各自がスキルアップの一環としてサイト制作を行っています。W-SOHOのように大勢の読者が集まる場で「書く」経験を積むこと、テーマに合った情報を集めて記事として構成すること、人脈を作ること、自分は書く仕事がしたいのだと周囲に知ってもらうこと…こういったことすべてが仕事へとつながります。

必要なスキル

大きく分けると、「リサーチ/取材」スキル「書く」スキルが必要です。さらに付け加えるなら、Web制作やWebディレクターのスキルが多少なりともあった方が有利といえます。ライターの仕事はパソコンさえあればできると思われがちですが、書く作業はあくまでも最終段階。そこにいきつくまでのリサーチや取材が必須です。いかに質のいい情報を入手できるか、これはライターにとって特に必要なスキルといえるでしょう。

・リサーチ
媒体にもよりますが、たいていは編集者から事前に関係資料を渡されます。しかし、それだけではなく、自分でも読者の好みや記事のテーマに合わせて調べることが大事です。いわゆる「ネタ集め」ですね。基本的には事実に基づいて書くわけですが、この作業はライターの個性を生かす部分でもあり、原稿の質を左右する作業でもあります。場所は、インターネットや図書館、書店などを活用します。

・取材
編集者やクライアントから取材相手を指定される場合もあれば、自分で探すこともあります。取材方法は、直接会って話を聞くインタビュー形式や、電話取材、メール取材などケースバイケース。観光地紹介なら、遠距離でない限り、実際に足を運んだり、食材の紹介であれば実際に食べたりしたいものです。書くための材料は多いに超したことはありません。

・原稿作成
リサーチと取材が終われば、いよいよ原稿作成です。リサーチや取材内容が膨大な量になったとしても、書くことのできる文字数には制限があります。集めた材料を吟味し、読者の立場になって取捨選択をしながら原稿に仕上げていきます。対談記事の場合は、インタビュー内容をそのまま書くのではなく、読みやすく編集する技術も必要です。

気になる収入は?

報酬金額は、契約内容やページ単価などで異なります。レギュラーものなら月契約、その他決められた文字数やページ数×単価でカウントされたりとまさに千差万別ですが、クライアント側の予算が決まっていることがほとんどなので、よほどの有名ライターでない限り、ライター歴で報酬に大きな差が出ることはないようです。
ただ、いいライターには質のいい仕事が自然と集まってくるし、息も長い。これは確かなようです。

また、支払いサイクルは、雑誌やWebサイトの場合、記事掲載日(サイトアップの日)から1〜2ヶ月後、書籍関係では出版月の3ヶ月後が多いようです。

POINT

・客観的な視点
大切なのは、取材で集めた情報から、いかに読者にとって魅力的な文章につくり上げることができるか。どれだけ読者の立場になれるかという客観的な視点です。

・根拠のある事(実)を書いているか
読者が読む原稿は大切に扱いたいものです。どんなに頑張って取材をしても、原稿に誤りや誤解を招くような表現があれば、記事としてはNG。それまでの苦労が水の泡となってしまいます。

・特定の人を不快にしていないか
偏った見解や個人的な意見を入れると、自分ではたとえそのつもりはなくても、不快になる読者がいないとも限りません。ここは十分に注意する必要があります。

b. 必要な仕事道具・ソフト

パソコン、携帯電話、プリンター、FAX、デジカメがあれば尚可

たいていの場合、記事の作成はパソコンで行い、メールで納品します。携帯電話用の原稿であれば、記事がどのように表示されるかのチェックのために携帯電話が必須アイテムとなります。
プリンターは原稿を校正するため、FAXは、パソコンを持っていない取材相手に企画書を送る場合にあると便利です。
また、よほどビジュアルにこだわった媒体でない限り、いい写真が撮れれば掲載される場合がありますし、取材時に撮ればメモにもなるので、デジカメを1台持っていると便利です。

テキストエディター

通常、記事を書くときはテキストエディターを使います。Microsoft Wordのような文字の装飾機能はなく、入力主体のソフトです。動作が軽いのに加えて、文字数のカウントや単語の検索・置換機能などいろいろな機能があり、テキストエディター1つでほとんどの作業がこなせます。
Windowsなら「秀丸エディタ」や「TeraPad」、Macintoshなら「Jedit」が代表的です。

c. 参考サイト

ライターズネットワーク

特にこれといったマニュアルのないライターの世界を極めるためには、まずうまい文章をたくさん読むこと。たとえば、フリーライターたちの文章が無料で読めるここのメールマガジンなど。有名編集長がゲストのセミナーなども随時開催。有料会員になれば名簿作成、親睦会参加などチャンスの幅は広がります。

金の鉛筆

「編集会議」という専門誌が主宰する編集・ライター養成講座の卒業生が立ち上げたサイトです。ライターになりたい人には彼らの姿勢やネタ集めの方法が参考になるはずです。

もの書きの生態

もの書きになりたい人、現役もの書きさんが集まるサイト。「もの書きの日常」や「もの書き相談室」は、つい時間を忘れて読み進んでしまいます。


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