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SOHO体験談

取材日:2003.10
プロフィール
お名前 緒方 雪子
年齢 38歳
現在お住まいの市 相模原市
家族構成 夫 息子(小学3年生) 娘(保育園年中)
職種 1)データ入力(ワード、エクセル、桐、テキストエディタ)
2)パソコン各種設定
3)ホームページ作成
4)中高生小論文添削指導
仕事歴 1)2000年2月より
2)3)2003年9月より
4)1995年12月より
ホームページアドレス リニューアル中

インタビュー
 
現在のお仕事を始めたきっかけを教えてください。
 

夫が中古のMacを買ったことがきっかけです。当時は(6年くらい前)中古でもパソコンは高かったのでなんとか元をとらなければと思い、仕事を探しました。特にパソコンでの仕事でなくてもよかったのですが、たまたま息子の幼稚園のお友達のお母さんが、SOHOでお仕事をされていて、紹介してもらったのが初めての仕事です。

 
今のお仕事をしていて苦労したことなどありますか?
 

ネット上での人との付き合い方
顔を見て、直接話ができないということがこんなに大変なこととは想像しませんでした。これだけ説明すればわかるだろうと思うことも、半分も通じないということはしばしばです。

子供が病気をして、保育園にいけなかった時
ひざに抱いて寝かしつけながら、片手で入力したこともあります。いかなる理由でも納期割れは許されない、というのが信条なので…。

技術不足
エクセルは時間がかかっても何とかこなせるのですが、ワードはそうもいきませんでした。その技術を身につけていないとできない作業が多く、その度に、ネットで検索して調べました。はじめはマニュアル本を買いましたが、ほとんど読みもせずにオークションで売り払いました。ネットで調べるほうが、実作業には役にたったようです。

短納期・時間の使い方
データ入力は短納期のものがやたらと多く、なおかつ少量では仕事がもらえないことも多いので、ぎりぎりの線で大量のものをこなさなくてはなりません。入力は終わっても、出力校正が入力の2〜3倍の時間を要するので、納品までのスケジュールをたてるのはいつも大変!

パソコン不良の時
ソフトの知識に偏ってしまいハード面の知識が不足していたため、パソコンの調子が悪いと、元に戻すのに時間がかかってしまいました。現在のPC設定の仕事を始めようと思ったのは、こういったハード面に強くならなければと思ったのがきっかけです。

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逆に、“よかった〜”と思った瞬間はどんな時ですか?
 

人を見る目が養えたことだと思います。
「仕事をくれる人=いい人」ではなく、また必ずしも「同じ仕事をする人=いい仲間」ではないということを痛感しています。それだけに、長くおつきあいいただいている仕事仲間は大切にしています。

子供が、自分の仕事を理解してくれるようになったこと。
徹夜仕事明けで、さらに日曜日だったりすると昼間に起きていられなくなることもしばしば…。ここ1年くらい、小学生の息子が、妹の面倒をみつつ、「寝てもいーよー、どーせ寝てないんだろー。」といってくれるようになりました(笑)。

 
仕事のスタイルがSOHOという形ですが、周囲の理解不足を感じたことはありましたか?
  仕事をしているように思われない、というのが一番かもしれません。
仕事というと、「外に働きにいく」というイメージが強いようです。自治会・子供会・学級など、「役員をやってください」という話は毎度のことです。いつも説明に困ってます。
 
1日のタイムスケジュールをざっと教えてください。
 
6:30 朝ご飯
7:30 小学生登校 保育園送り
8:00 家事全般
9:00〜 仕事
16:30 保育園迎え
17:00 夕ご飯支度
18:00 夕ご飯後、家事
20:30 子供・風呂→寝かしつけ
21:30 仕事

睡眠時間は4時間前後で、起床時間が決まります。

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仕事に疲れた時のリフレッシュ方法はなんですか?
  「寝る」「風呂に入る」でしょうか。
どんなに仕事で、寝るのが遅くなっても(たとえ朝になっても)お風呂だけは入ります。
仕事に行き詰った時は、とにかくいったん寝ます。5分でも10分でも、リフレッシュできます。
 
どのようにスキルアップしていますか?
 

実践を通してです(笑)。
全く知識のない仕事はお引き受けできませんが、自分の技術のちょっと上をいくものを請けるようにしています。
また、できると思って依頼を受けて、いざとりかかると、その都度わからないことがあって…。
そこでひとつひとつ覚えていっています。

身近なものを作ってみる。
夫の確定申告書や家計簿など、「あったら便利だな」というものは一応作ってみます。
上記2つは数年前に作って、今でも使ってます。

 
仕事を獲得する上で、“ここがポイント”と思われるものがありましたら教えてください。
 

仕事そのものが好きであること、だと思ってます。

人の話に耳を傾けることでしょうか。
「仕事ください!」と前進するばかりでなく相手の話をよーく聞いて、その中にある、「この仕事ゲットできるかも…」というタイミングを逃さないことが大切でしょうか。

あせらないこと。
仕事は「ある時はある」、「ない時はない」と割り切って、仕事がない時はない時なりの過ごし方を考えます。

 
ビジネスマナーとして、特に気をつけている点はありますか?
  返事はすぐに出す。
結論はすぐには出せなくても、
・メール等での連絡を確かに拝見したこと
・結論はもう少し時間をください、とのこと
ということだけでも、すぐに返事を出します。返答の期日が明記されていなくても、これだけは徹底してすぐに返事を出すよう心がけています。そして、もちろん、自分の言ったことを守ること!
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SOHO初心者へひとこと、よろしくお願い致します。
 

これから始めるというのであれば、仕事を選ばないことが大事だと思います。
まず大事なのは経験ですから、どんなに初歩的な仕事でも、自分の技術の復習ととらえて、手を抜かずに最後まで仕事を完遂することで得るものは大きいです。

また、在宅にこだわらず、パートに出ることも結構いいと思います。実際に人と接してみると、意外にSOHOとしての仕事にいかせるものも見えてきます。実際、私はSOHO兼業でパートに3回でました。

ある程度のはったり。
できないという事実は隠せませんが、「初心者だから」ということを前面に出さない方がよいと思います。経験が長かろうが短かろうが、仕事をする以上は「プロ」ですから。
そして仕事をくださる相手も、自分を「プロ」として見ているんだ、という意識をいつも忘れずにいることだと思います。


取材協力:NPO法人フラウネッツ

【スタッフより】
緒方さん、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。
入力のお仕事を中心に活躍されている緒方さんですが、事前に緒方さんのホームページを拝見して、「なんて自分の体験や考えを率直に語れる方なのだろう…ぜひ取材をお願いしたい!」と、今回の取材をとても楽しみにしていました。
実際お話を伺ってみて、まさしく、とてもテンポのよい語り口で、鋭い視点ながらも親しみがわく体験談を伺うことができたと思います。
このコーナー初めての取材で、至らない点もあったかと思いますが、とても早く、また丁寧に回答してくださり、こんなところにも緒方さんのお仕事に対する姿勢が伺えるような気がしました。

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