
WEBディレクター、ライターとして活躍のかたわら、リフレクソロジストとしても活躍中の海乃紫遠(うみのしおん)さんにお話を伺いました。このページでは、ご主人の故郷で将来の定住先となるパキスタンのことやリフレクソロジストの勉強と仕事などを伺いました。
パキスタンの環境について
- 日本とパキスタンではインターネットの環境もかなり変わりますか?
- 全然違いますね。現在パキスタンではモデムでのやり取りが主流です。10年くらい前の日本という感じですね。ADSLも、都市部には開通していると聞いていますが私は滞在中に高速回線を使っている現地の人に会いませんでした。一般的じゃないのかなぁ。
私は「どこへ行っても仕事をし続けたい」という思いが強くあるのですが、社会や文化、習慣の違いも考えながら、仕事環境を整えていく必要がありますよね。
そう考えた時、同じようにWEBの仕事を続けるのは難しいんじゃないかと思ったんです。
- ご主人のご家族とパキスタンで暮らしてみていかがでしたか。
- その点については、問題なしです(笑)。みんないい人たちばかり。若い子も素朴で純情だし、大人に対する礼節をしっかり持ってます。
結婚してから今までも数回滞在したことがあるのですが、最長記録は3ヶ月間。夫は先に日本に戻ったので、その3ヶ月間のあいだ、私は子供を2人つれて家族の家を転々と居候してたんです。その時は本当にいろいろとお世話になりっぱなしでした。
日本人って変なところで遠慮する癖があるじゃないですか。
でも逆に遠慮は失礼だし思いっきり甘えていいことも学びました。
ただ、やっぱり、仕事を続ける環境作りが課題だと感じたことも事実です。
WEBが無理なのであれば何かできることを見つけなければいけません。
何度かパキスタンに行くうちに「女性を巻き込んでできる仕事」の可能性を考えるようになり、ながーい時間をかけてリフレクソロジーに辿り着きました。
- リフレクソロジー(以下リフレと略)を選んだきっかけは?
- 私1人でもできること。会社を作るような大掛かりなことをしなくても、始められること。現地にはまだないもの。女性だけをターゲットにできること。現地の女性だけでなく現地にいる外国の女性もターゲットにできること…などなど、いろいろな理由からです。夫の家族にリフレもどき(その時はマニュアル片手に)を行い「これなら受け入れられる」と認めてもらえました。
30年後40年後になるかもしれませんが、現地でリフレを教えてパキスタン女性の新しい職業にできればいいなとも思います。大きすぎる夢ですけど(笑)。
- パキスタンではリフレは一般的ではないようですが需要はあるのでしょうか?
- 先にもお話したとおり、現地の人だけでなく現地に滞在中の外国人女性もターゲットにしていますので需要はあると思います。
何にしても娯楽的な要素はあまり期待できない国なので、有閑マダムも暇つぶしに利用していただけるかも…と思っています(笑)。
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新たな仕事展開、リフレクソロジストとしてのスタートについて
- WEB関連の仕事とリフレの仕事では180度違いますね。
- はい。いろいろな方に言われますが、自分の中に「線引き」ができているので、あまり違和感はないですね。
リフレを勉強するにあたっては学校探しから始めました。まずはいろいろ情報を集め、次に3校に資料請求して比較検討しました。そして最終的に、誠実で堅実な技術指導を受けられそうだということ、そして卒業後のバックアップ体制が信頼できそうだということの2点で、1つの学校を選びました。
昨年4月から1年かけて勉強し、日本国内における「リフレクソロジスト」の肩書きは手に入れました。そして今年6月に国際資格(イギリス)の試験も無事合格!勉強中はそのレポートや課題の多さに何度もくじけそうになりましたが、とにかく必死でしたね。今はいい思い出です。
今秋から、リフレクソロジストとしても、女性専門・出張専門で、サービスを本格的に稼動させましたので、ぜひご利用ください!
- リフレの勉強は体力的にきつくありませんでしたか?
- そうですねー、正直、きつかったです。
仕事と勉強、家事と育児。この4つを同時進行するのに一番体力と気力を使いました。でも、やればできるもんです(笑)。クラスメートも年齢的に近く、仕事をしながら勉強をしている方が多かったので刺激になりました。
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自分スタイルのSOHOスタイル確立を
- 今後SOHOとして仕事を始める方、SOHOを目指す方にメッセージをお願いします。
- SOHO歴1年ちょっとなのでメッセージというのもお恥ずかしい限りですが、はじめるのは「勇気」と「勢い」、続けるのは「モチベーション」と「自己責任」、って感じでしょうか。
はじめるときはいろんなことを考えてしまうかもしれませんが、勇気を持って勢いをつけて、とにかく一歩を踏み出す。結婚と同じです(笑)。
で、続けるのは本当に自分次第だと思います。変な話、誰からも強制されませんから自分で「もうやーめた」と思ったらSOHOって終わりなんですよね。だからモチベーションを維持して請けた仕事はきっちりとこなしていかなきゃいけない。面白くなってきたらこっちのもんです。
あとは、自分のSOHOスタイルを確立することも大切だと思っています。SOHOといっても、いろいろな形があると思うんです。子育てなどの合間に仕事する方、会社員と同じくらいのボリュームで仕事をされる方、事業を立ち上げてバリバリやる方…。どれも「SOHO」でひとくくりにできますけれど、正直、時間の使い方や仕事のやり方は全く違うと思うんですね。
だから自分のスタイルを確立すること、そしてそれを「ものさし」にして請ける仕事の量や範囲を決めていくことも、仕事を続ける上ではとても大切だと感じています。
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「リフレを選んだ理由」の明快な回答から、どこへ行っても仕事を続けていこうという海乃さんの強い意志を感じました。請ける仕事の量や範囲は、自分のスタイルをものさしにして決めるというメッセージに正直ドキッとしました。私自身のSOHOスタイルを今一度見直してみようと思います。(山椒ぼうや)